オルトレキシア症候群

オルトレキシア症候群の治療、克服、治し方とは

オルトレキシア症候群の治し方

オルトレキシア症候群になってしまったらどうしたらいいでしょうか。

まず本人はオルトレキシア症候群になっていることを気づいている可能性が少ないです。本人としてはオルトレキシア症候群どころか、健康に気を使った食生活をしているという、非常に意識の高い状態であるという自意識があります。なので、いきなりあなたはオルトレキシア症候群にかかってます、といっても信じてくれないでしょう。

オルトレキシア症候群であることは後から理解してもらう

なので、オルトレキシア症候群であることについては話をしても無駄でしょう。最悪のケースは変なものを食べさせようとしている、食品メーカーの手先だ、といった被害妄想を持たれてしまい、コミュニケーションが難しくなるかもしれませんので、要注意です。

対策としては、食事ではない部分から攻めていくのがいいでしょう。オルトレキシア症候群にかかっている多くの場合、体型や外見などにも変化が出てきていると思われますので、まずはその話を軽くしてみましょう。ただし、そのことを解決しようとしてはいけません。それよりは、そういった変化があるからこそ、少しリラックスして気分転換をしないか、ということをそれとなく伝えてみるのです。

強制的に何かをさせようとしても無駄に終わる可能性が高いでしょう。そうではなく、少し別の方向に注意を向かせるのです。たまには誰々と食事をしようとか、どこどこに行ってみよう、このアクティビティーが楽しいよ、そういった直接食事についてではなく、周辺のことについて話を振ってみるのです。

もし食事を理由に断れらたらどうすればいいでしょうか?

楽しみを強く打ち出す

どこか外出しようという提案をした際に、自分が望む食事がないから行かない、という理由で断れた場合、無理に誘う必要はありません。ただ、非常に貴重な機会であることと、人生の中で楽しむことこそが一番の快楽であるということだけは伝えておきましょう。

たまにしか会えない人や滅多にいけないイベントと紐つければそういったことも説得力を持つでしょう。そんな機会あまりないよ、という人は、例えば月食などの数十年に一度のイベントなどはいかがでしょうか。最近はそういったイベントがなぜか毎年のようにあります。また人気アーティストのライブなんかもいいですよね。